嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

嵐、大野智主演でドラマ化の原作「鍵のかかった部屋」感想

「鍵のかかった部屋」
著者:貴志祐介
2011年7月25日初版発行
角川書店
 
1997年第4回日本ホラー小説大賞受賞「黒い家」で鮮烈デビューした貴志祐介さんの連作ミステリーです。4編の作品が収められていて、どれもセキュリティ・ショップ店長で防犯コンサルタントの榎本径が密室トリックの謎を解いていきます。
防犯コンサルタントということは犯罪の手口を熟知しているわけで、それがこの作品の肝といってもいいでしょう。
 
防犯探偵・榎本シリーズとして2012年4月に嵐、大野君主演で月9ドラマ化されました。原作と設定が少し違いますが、戸田恵梨香さん、佐藤浩市さんといった共演者も魅力的で、とても面白いドラマとなっていました。
原作では同主人公の第一作は長編「硝子のハンマー」(2004年)です。のちに玉木宏さん共演でドラマ化もされました。(第10・11話)こちらは原作もそうですが、玉木さん演じる役柄が、重点的に深く描かれています。
ドラマ主題歌はもちろん嵐「Face Down」
主人公の表裏を暗示するような歌詞がなかなかかっこいいです。
 
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貴志祐介さんの作品はホラーの衝撃作「黒い家」から「クリムゾンの迷宮」、「天使の囀り」、青春ミステリーの「青の炎」(嵐のニノ主演で映画化されました!!)、SFの「新世界より」等傑作が多いです。また別の機会に感想が書ければと思います。
どうもありがとうございました。