嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

弐瓶勉「人形の国」01 感想

人形の国」APOSIMZ
著者:弐瓶勉
発行日:2017年5月9日 第1刷発行
発行所:講談社 シリウスKC

帯の惹句:
極寒の世界をめぐる
ダーク・アドベンチャー・ファンタジー
待望の最新作
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帯の裏面に「BLAME!」映画公開の告知が!!

内容紹介講談社HPより)
遺跡層におおわれた巨大人工天体「アポシムズ」。危険な「自動機械」や「人形病」に侵された者たちが彷徨う極寒の地表で暮らすエオ、ビコ、エスロー達は行軍訓練のさなか、強大なリベドア帝国の兵士に追われる不思議な少女を助ける。少女から託された「コード」と「七つの弾丸」、それは世界の運命を大きく変えるものだった……!! 『BLAME!』『シドニアの騎士』の弐瓶勉が描くダーク・アドベンチャー・ファンタジー開幕!

感想
絵柄は初期の黒が基調だった「アバラ」や「BLAME!」に比べると白とグレーが基調となっています。風景やコスチューム含めて、どことなく腐海をゆくナウシカを彷彿とさせます。
さて物語ですが、エスロー先生一行は追われる女の子を助けたことから、帝国に狙われることになります。
このあたりの展開はスターウォーズ・エピソード4やルパン三世カリオストロの城を思い起こさせます。

大まかではありますが、共通のパターンとして
①誰かを助ける、または出会う
②何か大切な物またはメッセージを受け取る
③敵に狙われる、または自分から戦いを挑む
④敵は帝国、王国等強大な力を持つ

前作「シドニアの騎士」のヒーロー谷風長道(たにかぜながて)の天然キャラに比べて今回の主人公エスローはクールでかっこいいキャラといえるでしょう。読了後表紙を見直すと新たな発見がありました。(主人公の左手)
1巻最後のコマの人物は誰なのか等、2巻の展開が楽しみです。
お読みいただき、ありがとうございました。