高橋常政 アート・ワーク
Tsunemasa Takahashi
Art Works
著者:高橋常政
序文:村上春樹
発行年月日:1993年4月30日
発行所:徳間商店
定価:本体4,369円
カバー裏より
「高橋常政(たかはし・つねまさ)は1949年東京生まれ。学生時代に偶然見た「ウィーン幻想派」の展覧会での衝撃的な出会いから、'74年にウィーン、ハンブルクに渡り、R. ハウズナー、E. フックスに師事。主に油彩、テンペラの混合技法を学び、'78年までの4年間ヨーロッパで活動し、'76年にはウィーンで個展も開催しました。
帰国後は、個展やグループ展などで作品を発表。その傍ら雑誌の挿絵、書籍の装丁、表紙画、映画ポスターなどのイラスト制作、舞台・衣装デザインを行ない、明快でインパクトある人物像で注目を集めました。その後、約30年に渡り画家、イラストレーターとして活躍。2011年にはギャルリー東京ユマニテにて18年ぶりとなる個展を開催しました。」
帰国後は、個展やグループ展などで作品を発表。その傍ら雑誌の挿絵、書籍の装丁、表紙画、映画ポスターなどのイラスト制作、舞台・衣装デザインを行ない、明快でインパクトある人物像で注目を集めました。その後、約30年に渡り画家、イラストレーターとして活躍。2011年にはギャルリー東京ユマニテにて18年ぶりとなる個展を開催しました。」
(↓ギャルリー東京ユマニテHPより)
感想
私も一時期、テンペラや混合技法、アクリル画を使用していたことがありますが、乾きが早く、色彩が鮮やかという特徴があります。半面油絵のようなボカシが難しいという面があり、必然的に面相筆等の細い筆でハッチングにより描くことが多くなります。
高橋常政氏の画風は発想豊かで緻密、色彩が鮮やかという特徴がありますが、やはり氏の描く瞳が一番の魅力といえるでしょう。イラストや書籍のカバーを見ても、すぐ氏の作品とわかります。