嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

ダーティホワイトボーイズ スティーブン・ハンター 感想

ダーティホワイトボーイズ
著者:スティーブン・ハンター
訳者:公手成幸
発行日:1997年2月28日 第1刷
発行所:扶桑社

イメージ 1

内容紹介・感想
オクラホマ州立マカレスター重犯罪刑務所に収監されていた終身囚ラマー・パイは子分二人を連れて脱獄に成功する。

対するはハイウエイパトロールのバド・ピューティ48歳。部下の奥さんとの不倫に悩みながらラマーを追い詰めます。

表紙とタイトル、その分厚さとあらすじ(脱獄もの?)にひかれて手に取った一冊でしたが、これがスワガー・サーガ(ボブ・リー、アール・スワガーシリーズ)との出会いでした。
このあと「ブラックライト」、「極大射程」、「狩りのとき」と傑作が続いていきます。

本編はスピンオフ的な作品で、本筋とは別の物語ですが、悪役ラマー・パイの破天荒な魅力、銃器描写への異常なこだわり、巧みなストーリーテリングと、滅法面白く、読み始めたら止まらないノンストップアクションです。

現在新作「Gマン 宿命の弾丸」(ボブとボブの祖父チャールズの物語)を読んでいますが、この作品が2017年3月に、世界に先駆けて日本で発売となった経緯が扶桑社HPで公開されていますので、是非ご覧ください。