嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

最も危険な場所 上・下 スティーブン・ハンター 感想

最も危険な場所
PALE HORSE COMING
STEPHEN HUNTER
上・下
著者:スティーブン・ハンター
発行日:2002年5月30日 第1刷
発行所:扶桑社(扶桑社海外文庫)
定価:本体各848円+税

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内容紹介・感想
「悪徳の都」に続くアール・スワガーシリーズの第2作目。舞台はアメリカ最南部、ミシシッピ州である。
原題の蒼ざめた馬とは聖書の一説からの引用。

親友の弁護士サム・ヴィンセントを助けるために、一度入ったら生きては帰れないといわれる刑務所にとらわれてしまったアール。
看守と囚人から凄絶な暴行を受けてしまうが、からくも脱出に成功する。

このあたりの展開はワイルド7の名作「緑の墓」を彷彿とさせる。
そしてアールは、その邪悪なる場所を殲滅すべく、名うての古強者、ガンマンを召集する。

召集された古強者たちが、それぞれ個性的で飽きさせない。
壮絶なガンファイトの幕が上がる。

傑作です。