刺青の男
著者:レイ・ブラッドベリ
訳者:小笠原豊樹
(「マリオネット株式会社」のみ福島正実訳)
カバー:佐治嘉隆
発行日:昭和51年(1976)2月15日 発行
昭和57年2月28日 7刷
発行所:早川書房(ハヤカワ文庫NV)
定価:420円
内容紹介・感想
「男は全身に彫った18の刺青を、18の秘密の物語を隠していたのだ。夜、月あかりを浴びると刺青の絵は動き出し、あえかな劇を、未来の劇を、18の物語を演じだすのだった・・・。
刺青の男とは、重苦しい過去と、それ以上に重苦しいかもしれぬ未来を一身に背負った人類である。
幻想と詩情にみちた最も美しい、最も異様な短編集!」
(カバー裏より)
プロローグとエピローグの合い間に語られる18の物語。
傑作です。