嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

マリオネットの罠 赤川次郎 処女長編 感想

マリオネットの罠
著者:赤川次郎
装画:古屋亜美子
装丁:斎藤深雪
発行日:
2006年11月10日 新装版第1刷 
2017年3月30日 第12刷
発行所:文藝春秋(文春文庫)

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内容紹介・感想
「“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない”……森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は? 錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開で、日本ミステリ史上に燦然と輝く赤川次郎の処女長篇。解説・権田萬治」
(カバー裏より)

赤川次郎氏の有名な処女長編(昭和52年、1977年)。
三毛猫ホームズシリーズや三姉妹探偵団シリーズ等のユーモア、青春ミステリーで有名な赤川次郎氏ですが、本作は本格サスペンスミステリーといえます。
近くでトラック運転手の惨殺事件が起きたという、林の奥に佇むレンガ造りの古びた洋館を、家庭教師として訪れた上田修一を出迎えた二人の姉妹…。

本当は予備知識なしで読むのがいいのでしょうが、帯で堂々と「どん伝返し」があるとネタバレしているので、この範囲はいいのでしょう。
驚愕の結末が待っています。

この人の太鼓判!