嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

古畑任三郎 殺人事件ファイル 三谷幸喜

古畑任三郎
殺人事件ファイル
著者:三谷幸喜
発行日:
1994年6月30日 初版第1刷発行
1996年10月10日 第17刷発行
発行所:フジテレビ出版
定価:本体1,262円+税
 
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目次
おめでとう、アリ先生(1994年4月27日/古手川祐子)
六代目の犯罪(1994年4月20日/堺正章)
幡随院大、走る(1994年5月4日/笑福亭鶴瓶)
ちなみの家(1994年4月13日/中森明菜)
井口薫のレクイエム(1994年5月18日/木の実ナナ)
黒田青年の憂鬱(1994年6月8日/石黒賢)
迫坪秘書の長い夜(1994年6月15日/小堺一機)
さよならおたかさん(1994年6月22日/桃井かおり)
中川外科部長のコート(1994年6月1日/鹿賀丈史)
木暮警部最後の事件(1994年6月29日/菅原文太)
あとがき
 
*古畑任三郎 田村正和
フジテレビ系で放映。
 
三谷幸喜氏自身による小説版。
 
本作(1st SEASON)で小説化されなかった作品が2本ある。
・棋士のタイトル戦にまつわる犯罪を描いた「米沢八段編」
・時代劇の映画スタジオを舞台にした「大宮十四郎編」
著者によると単に書く時間がなかったからということである。
 
また小説版では、西村雅彦が演じた古畑の忠実な部下、今泉の登場シーンがすべてカットとなっている。これは犯人側の視点を主眼とし、古畑側のエピソードをすべて削ったためとのことである。
 
ドラマではオープニングから、音楽、古畑氏のキャラクター、謎解きの妙、豪華ゲストと間違いなく傑作でした。
小説版ではドラマ放映時に指摘されたトリック等の矛盾等を極力改良したそうです。
 
ドラマ版との違いを探すのもまた一興でしょう。