嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

コフィン・ダンサー ジェフリー・ディーヴァー

リンカーン・ライムシリーズ 第2弾
コフィン・ダンサー
THE COFFIN DANCER
訳者:池田真紀
発行日:2000年10月10日 第1刷
発行所:文藝春秋
定価:本体1,857円+税

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内容紹介・感想
ボーン・コレクター事件から1年半ほど過ぎた春の初め、リンカーン・ライムの寝室をニューヨーク市警の殺人課刑事がふたたび訪れる。
神出鬼没の殺し屋”コフィン・ダンサー”追跡に力を貸してもらいたいというのだ。
”ダンサー”は二日後に開かれる大陪審で、ある大物武器密売人に不利な証言をする予定の証人3人を消すため、当の武器密売人に雇われたらしい。
不気味なあだ名の由来は、殺し屋の姿を目撃した、ただ一人の人物の証言 ー 腕に棺の前で女と踊る死神の刺青がある ー だった。自在に容貌を変えるダンサーに狙われたら最後、絶対に生き延びることはできない。
陪審の証言まで、残り時間は45時間。アメリカ一の腕利きと噂される殺し屋が三人の証人を消すのが先か、世界最高の犯罪学者リンカーン・ライムが彼を捕らえるのが先か。
勝負の行方は、最後の1ページをめくるまでわからない。」(訳者あとがきより)

リンカーン・ライム再び登場。
明晰な頭脳と卓抜なる推理力の持ち主リンカーン・ライムと赤毛で元モデルという美貌の持ち主アメリア・サックスを含めた彼らのチームが難事件に挑む。

グリッド捜索やガスクロマトグラフを駆使して、微細証拠物件から犯人に迫っていく推理手法は健在です。

加えて本作はタイムリミット・サスペンス。
サックスにも犯人の魔の手が迫ります。

ライムとサックスの関係にも少しづつ変化が訪れます。

傑作です。