嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

「魔王」 伊坂幸太郎

魔王
発行日:2005年10月20日 第1刷発行
発行所:講談社
初出:小説現代 特別編集『エソラ』2004年12月第一号
定価:本体1,238円+税

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内容紹介・感想
「未来にあるのは、青空なのか、荒野なのか。
世の中の流れに立ち向かおうとした、兄弟の物語。

政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する。

ひたひたと忍び寄る不穏と、青空を見上げる清々しさが共存する、圧倒的エンターテインメント!」
講談社BOOK倶楽部HPより)

序文
「とにかく時代は変わりつつある」「時代は変わる」ボブ・ディラン
「時代は少しも変わらないと思う。一種の、あほらしい感じである」
「苦悩の年鑑」太宰治

「魔王」というタイトルを聞くと、大野智主演、生田斗真共演の傑作ミステリードラマを思い出しますが、こちらは別のお話です。