嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

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火星シリーズ①「火星のプリンセス」 E・R・バローズ 感想

火星シリーズ①
訳者:小西 宏
解説:厚木 淳
カバー装画・口絵・挿画:武部本一郎
発行日:
1965年10月8日 初版
1968年11月29日 15版
発行所:東京創元社
定価:180円

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内容紹介・感想
「南軍の騎兵大尉ジョン・カーターは、ある夜、アリゾナの洞窟から忽然として火星に飛来した。時まさに火星は乱世戦国。地球とはけたはずれに発達した科学力を背景に、四本腕の獰猛な緑色人、地球人そっくりの美しい赤色人などが、それぞれ皇帝をいただいて戦争に明け暮れている。その渦中に飛び込んだ快男子ジョン・カーターは縦横無尽の大活躍のはて、絶世の美女、火星のプリンセスと結ばれるが、そのとき二つの月をいただく火星は、いまや絶滅の危機に瀕していた。……SF史上不朽の傑作「火星シリーズ」の壮大な開幕を告げる序巻! 本邦初訳なる。」(序文より)

SF冒険活劇、スペースオペラの開幕です。
火星シリーズの開幕となる本作はやはり圧倒的な面白さとリーダビリティを持っており、武部画伯の装画、挿画含めて、傑作といえるでしょう。

主な登場人物
ジョン・カーター 地球人 バージニア出身の南軍大尉
タルス・タルカス 緑色人 サーク族の副首領
デジャー・ソリス 赤色人 絶世の美女、ヘリウムの皇帝タルドス・モルスの孫娘、王女
ウーラ 醜怪だがジョン・カーターの忠実な番犬

著者紹介
E・R・バローズ
アメリカの作家。1875年生まれ、1950年歿。1912年、読物雑誌に掲載された処女長編 (後の『火星のプリンセス』) 以降書きつがれた《火星シリーズ》11巻は圧倒的な人気を博し、スペース・オペラ全盛の幕が切って落とされた。爾来、《金星》《ペルシダー》《ターザン》などのシリーズで、義に厚く情に弱い美男の英雄と絶世の美女を配し、全世界で今なお変わらぬ支持を得ている。 」
東京創元社HPより)

現在は東京創元社より、シリーズ①②③の合本版で入手できます。

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2012年映画化
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解説
ジョージ・ルーカスジェームズ・キャメロンの作品に構想のヒントをもたらしたエドガー・ライス・バローズの小説「火星」シリーズの最初の作品「火星のプリンセス」を映画化したファンタジー・アドベンチャー大作。『ウォーリー』の監督アンドリュー・スタントンが自身初となる実写映画にチャレンジし、地球から滅亡寸前の惑星“バルスーム”に迷い込んだ主人公の戦いを描く。主人公ジョン・カーターを演じるのは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のテイラー・キッチュ。ほかに、リン・コリンズウィレム・デフォーらが共演。最先端の映像技術で再現される、神秘的な宇宙と驚異の冒険から目が離せない。 」
シネマトゥデイ より)