火星シリーズ②
火星の女神イサス
訳者:厚木 淳
カバー装画・口絵・挿画:武部本一郎
発行日:1979年9月28日 初版
発行所:東京創元社
定価:360円

内容紹介・感想
「10年の空白の後、永遠の恋人デジャー・ソリスを求めて再度、火星に飛来したカーターの到達地点は、古来、火星人のあこがれのまとである地上の楽園、イス河の秘境であった。
しかし、この楽園は実は恐るべき地獄だった。吸血口のついた手を伸ばして襲いかかる植物人間と獰猛な大白猿、彼らをあやつる白色人と謎のブラック・パイレーツ。
SF冒険活劇、スペースオペラの第2巻。
火星にもどるやいなや、不気味な植物人間に襲われる火星の男女を救うべく闘いに乱入したジョン・カーター。
壮絶な闘いのさなか、共に闘っていたのは、かつての盟友タルス・タルカスだったことに気づく!
主な登場人物
タルス・タルカス 緑色人 サーク族の皇帝
カーソリス カーターとソリスの息子
スピア 赤色人、サーン族に囚われた美しい女奴隷
イサス 地底の都ホーリー・ランドを支配する生と死の女神。
著者紹介
E・R・バローズ