嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

「オペラ座の怪人」ガストン・ルルー 感想

LE FANTÔME DE L'OPÉRA
by Gaston Leroux 1910

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訳者:三輪秀彦
デザイン:松岡裕典
発行日:1987年1月23日 初版
定価:580円

夜ごと華麗な舞台が繰り広げられる世紀末のオペラ座。だが舞台の外でも、密かに別のドラマが進行していた。幽霊騒ぎを端緒に、続発する奇怪な出来事。愛する歌姫を追って事件に巻き込まれたラウルが、闇の支配するオペラ座の奈落の底で見たものとは、一体何だったのか?
「黄色い部屋の謎」と並び称されるルルーの代表的傑作、待望の完訳成る!
(カバー裏より)
写真図版多数、1962年版「オペラ座の怪人」よりオペラ座地下の風景
1925年版「オペラ座の怪人」よりロン・チャニー他


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訳者:日影丈吉
カバー:辰巳四郎
写真提供:フランス政府観光局
発行日:1989年5月15日 初版
1995年8月15日 八刷
発行所:早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
定価:本体680円

新旧監督交代の夜、オペラ座に新しい歌姫が誕生した。クリスチーヌである。だが、華やかな舞台の裏では大道具主任の首吊り死体が発見されていた。やがて公演中にシャンデリアが落下するという大惨事が発生し、さらには舞台上からクリスチーヌが消失するという怪事件が起きた。だれもが”怪人”の仕業だと囁いた。だが”怪人”の正体とは?世紀末オペラ座の奈落に妖しく、哀切に展開する伝奇ロマンの傑作。新訳決定版。
(カバー裏より)
あとがき:「怪奇小説のむずかしいところ」日影丈吉

SF、ミステリ出版の老舗、東京創元社早川書房よりそれぞれ出版された劇団四季ミュージカルでも有名な作品の原作翻訳本です。
舞台、映画、原作2種と読み比べてみてはいかがでしょうか。それぞれ異なった魅力、味わいがあります。

オペラ座の怪人 観覧 横浜探訪記①