嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

「くノ一忍法帖」山田風太郎 感想

カバー装画:天野喜孝
カバーデザイン:芹澤泰偉
発行日:1999年3月15日 第1刷発行
発行所:講談社講談社文庫)
巻末エッセイ:花村萬月
解説:日下三蔵 忍法帖雑学講座5 忍法帖とくノ一
初出:「講談倶楽部」(講談社)1960年9月号~61年5月号連載
1961年7月講談社より刊行

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内容紹介・感想
秀頼の胤を身籠る信濃くノ一衆
VS
伊賀忍者の争闘

いやはや、なんとも、
まったく、まいった、驚いた。
(カバー帯より)

大坂夏の陣、落城前夜に救出された千姫とその侍女たち。智将真田幸村はそのなかに秀頼の落とし胤を身籠る五人の女忍者を潜ませていた。それを知った家康は「子が生まれる前に始末せよ」と密命を伊賀忍者に下す。子を宿しながら迎え討つ、くノ一、五人衆に危機迫る! 忍法帖ブームの際に頂点をなした傑作!」
(カバー裏より)

本作は風太忍法帖の第四作です。
ひとつひとつのエピソードは、独立して読める短編でありながら、通して読むと長編にもなるという連作短編集という形をとっています。
忍法「くノ一化粧」
忍法「天女貝」
忍法「やどかり」
忍法「筒涸」
忍法「百代(ももよ)ぐるま」
忍法「鞘おとこ」
忍法「人鳥黐(ひととりもち)」
忍法「羅生門
忍法「夢幻泡影」