嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

ゴルフコミック「風の大地」作:坂田信弘、画:かざま鋭二

34巻 次元を超える者
画:かざま鋭二
発行日:2003年11月1日 初版第1刷発行
発行所:小学館

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内容紹介・感想
ビッグコミックオリジナルで1990年より長期連載中のゴルフコミックです。現在最新刊の69巻では、主人公の沖田圭介は、ゴルフ4大メジャー大会である、全英オープンへ挑戦中です。
本巻では交通事故からの復帰第一戦、ドバイ・デザート・クラシックでのクライマックスが描かれます。
本巻で印象的なシーンは、7打差をつけて迎えた18番ホールです。先輩研修生笠崎さんの魂と友情を乗せてドライバーをドバイの空へ向けて打つ沖田。

スイングを開始する沖田。(以下沖田のモノローグです)
体全体が熱い。
髪の毛からも皮膚からも体の中の熱が滲み出てゆくような気がする。
クラブヘッドの残影が見える。
総てがゆるやかに過ぎてゆく。
総ての動きがゆるやかだ。
いつになったらクラブヘッドはボールを叩くのか!?
心臓の鼓動が聞こえてきた。
鼓動が高まってきた。
インパクトだ、インパクトが近づいてきた。
見えんぞ!?(ウィリー)
オキタのスイングが見えん!!(ウィリー)
スイングスピードが速すぎる!!(ウィリー)
ガシャ(インパクト音)
人間の出せるスピードじゃない!!(アベルのキャディ、ドゥガン)
スイングが見えなかった!!(ドゥガン)
こんなことがあるのか!?(ドゥガン)

沖田本人には超スローに見えるスイングが周りの人間には速すぎて見えない!!このウイングで沖田は395ヤード飛ばします。

先日ニュースで松山英樹プロがミドルホールでグリーンより遠くへ飛ばし過ぎたことが報じられていましたが、そのとき私は沖田圭介のショットを思い出していました。