嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

SF(すこしふしぎ)ものがたり「藤子・F・不二雄短編集」【大宇宙編】

マイ・ファースト・ビッグ
SF(すこしふしぎ)ものがたり
【大宇宙編】
発行日:2003年5月23日 初版第1刷発行
発行所:小学館

イメージ 1

【収録作品】
第1話 ミノタウロスの皿
未踏査の宇宙空間を漂流する宇宙船。修理不能、水、食料共に底をついた。
からくも一人生き残った乗組員は、ある地球型の惑星に不時着する。そこで出会った美しい女性ミノア。
やがてその星ではウシ型の生物が支配者であり、ミノアが家畜であることが判明する。
1年に1度のミノタウロスの皿と呼ばれる生贄の儀式に喜んで供される栄誉を喜ぶミノア、なんとか阻止しようとする主人公だが・・・

第2話 宇宙船製造法
反重力エンジンは無事だが、居住区が壊滅状態となった宇宙船は、幸運にも地球型の惑星に流れ着いた。
ゴールディング「蠅の王」、キャプテンフューチャーの宇宙船を一から作る話を彷彿とさせる一篇。
修理不能の宇宙船を再び宇宙へ飛び立たせるための起死回生のアイデアとは!!

第3話 ニューイヤー星調査行
ニューイヤー星に探査に訪れた一行は、バンボルグ博士の学説が次々に実証されていくことに驚く。惑星ソラリス板橋しゅうほう氏の短編(こちらは恐怖が実体化する話)を思わせる作品。

第4話 老年期の終り
一見して「2001年宇宙の旅」で有名なアーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」をもじったタイトルであることがわかる作品。