日比谷濠に舞う雪片
江戸城築造前、この一帯は入江となっていて丘陵部にはクロマツが自生していました。皇居前の広場に植栽され始めたのは明治21年からで、その後、昭和14年~18年にかけて実施された、「皇紀2600年記念宮城外苑整備事業」により、現在のような姿となりました。」
(環境省HPより)
以下は昨年末に撮影した写真になります。
日比谷濠
「松原つづく外苑の一角に建武中興の忠臣・楠木正成公(楠公)の銅像があります。二重橋を正面に見据えるこの像は、楠木正成公が1333年(正慶2年)隠岐の島から還幸途次の後醍醐帝を兵庫の道筋でお迎えした折の勇姿を象ったものです。これは、別子銅山開坑200年記念事業として献納したもので、住友家が1891年(明治23年)に東京美術学校(現・東京芸大)に製作を依頼し、同鉱山の銅を用いて高村光雲、山田鬼斎、岡崎雪聲などにより、10年を費やし完成しました。」
「外濠を超えて90秒。楠公像を目印に進むと、二重橋を臨む緑に囲まれた一角に楠公レストハウスはあります。 国有財産である楠公レストハウスは、1967年(昭和42年)に全国から皇居参観に来られる方々や公園を利用する方々の休憩所として建てられ、2002年(平成14年)にリニューアルされ現在の建物になりました。」
300席のレストランやインフォメーションコーナー、展示スペースがあります。
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