工芸と建築探訪
【名工の明治】
東京国立近代美術館工芸館
工芸館開館40周年記念所蔵作品展
会期:2018年3月1日(木)~5月27日(日)
建物の紹介
「工芸館の建物は、旧近衛師団司令部庁舎を保存活用したものです。この建物は、明治43(1910)年3月、陸軍技師田村鎮(やすし)の設計により、近衛師団司令部庁舎として建築されました。2階建煉瓦造で、正面中央の玄関部に小さな八角形の塔屋をのせ、両翼部に張り出しがある簡素なゴシック様式の建物です。丸の内や霞ヶ関の明治洋風煉瓦造の建物が急速に消滅していくなかで、官庁建築の旧規をよく残しており、日本人技術者が設計した現存する数少ない遺構として重要な文化財です。
玄関ホールの照明
「遷移」空 充秋 1982
工芸館開館40周年記念
名工の明治
名工の明治
開催概要
- 会場:東京国立近代美術館工芸館
- 会期:2018年3月1日(木)-5月27日(日)
- 開館時間:10:00 - 17:00
※入館は閉館30分前まで
- 休館日:月曜日(3月26日、4月2日、4月30日は開館)
- 観覧料:一般250円(200円)
大学生130円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
主催:東京国立近代美術館
※美術館(本館)も行かれる場合は500円で
工芸館もみることが出来ます。
photo©ara