アートイルミネーション
『和のあかり×百段階段』
ホテル雅叙園東京
2018年7月7日(土)~9月2日(日)
あかりを落とした文化財を灯す、
日本の色彩、日本のかたち。
大きな「青森ねぶた」から、手のひらにのる「江戸切子」まで、日本の色彩と形をお楽しみください。(パンフレットより)
東京都指定有形文化財「百段階段」とは
「百段階段」とは通称で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です。 食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。 階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。 階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。
"昭和の竜宮城"と呼ばれた当時の目黒雅叙園の建物の特徴は、装飾の破格な豪華さにあります。 最近の研究によると、その豪華な装飾は桃山風、更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものとも言え、なかでも「百段階段」はその装飾の美しさから見ても、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされています。 2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されました
東京目黒にあるホテル雅叙園東京にやってきました。
会場へ続く螺鈿で装飾されたエレベーター
下足場で靴を脱いで、百段階段へ向かいます。
下足場の天井の装飾
百段階段の手前にお土産売り場があります。右手が百段階段です。
次回へ続きますので、よろしければご覧ください。
photo©ara