
現代忍者奇譚
『アンダーニンジャ』2巻 感想
冒頭、1巻で登場した佐々魔さんらしき人を背後から襲う金髪、メガネ、青いパーカーの外国人、しかし佐々魔さんの驚くべき身体能力が明かされる。
闇夜に展開する格闘シーンは前作「アイアムアヒーロー」のクルス初登場シーンを彷彿とさせてワクワクします。
一転、ニートニンジャ九郎、ドローン少年、川戸さん、大野さんの不思議会話シーンが続く。緩急のつけ方がうまいともとれるが、もう少しアクションが見たく、ストーリーの進展もほしかったかなとも思います。
最終ページは支給されたウェア(兵器?)摩利支天4.0の新機能が披露されて、1巻同様主人公のセリフ「なるほどね」で締めくくられる。もしかして毎巻のラストがこの展開となるとか!?
闇に消えたはずのニンジャの歴史の語り部など新しい登場人物も登場し、いろいろと複数の伏線が張られ、まだ序章ともいえる段階なのでしょうか・・・。この伏線がどのように回収されていくのか楽しみです。