コロナ禍に読みたい体内バトル
『はたらく細胞』清水茜著
「はたらく細胞」は2015年から2018年まで講談社の月刊少年シリウスに連載され、多くのスピンオフ漫画やアニメ化もされ、2021年1月からはアニメ化第2期も予定されている人気作品です(既刊全5巻)。
擬人化された白血球(好中球)やキラー細胞、B細胞などが登場し、体内に侵入してくるさまざまな細菌、ウイルス、花粉などと壮絶なバトルを繰り広げる。また酸素や二酸化炭素を運ぶ配達員のような出で立ちの赤血球や、傷を治す血小板の活躍は工事現場のように表現されています。
細菌やウイルスは恐ろし気な異形のモンスターの姿で登場し、インフルエンザウイルスはゾンビのような姿をしており、頭には突起のあるウイルスの形をしている。
いつかコロナのことがもっと解明された暁には、白血球さんたちに退治してほしいと切に願います。
1巻もくじ(登場する敵、症状)
第1話 肺炎球菌
第2話 スギ花粉アレルギー
第3話 インフルエンザ
第4話 すり傷
2巻もくじ(登場する敵、症状)
第5話 食中毒
第6話 熱中症
第7話 赤芽球と骨髄球
第8話 がん細胞(前編)
第9話 がん細胞(後編)
3巻もくじ(登場する敵、症状)
第10話 血液循環
第11話 風症候群
第12話 胸腺細胞
第13話 獲得免疫
第14話 ニキビ