嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

今週のお題「読書の秋」~読み継がれる名作~『星の王子さま』サン=テグジュペリ

今週のお題「読書の秋」

f:id:arashi_golf:20211023173601j:plain

新潮文庫版 河野万里子訳 定価 本体480円+税

 

読み継がれる名作

『星の王子さま』サン=テグジュペリ

Le Petit Prince

 

 サハラ砂漠に飛行機で不時着した僕は、夜明けにとても不思議な雰囲気の小さな男の子に出会う・・・。

 王子が大切にしていた一輪のバラや、王子が出会う戯画化された大人たち、哲学的な会話を交わすキツネなどが登場する寓意に満ちた物語は、子供や大人、読む人によってさまざまなとらえ方ができ、そのシンプルさも含めて普遍性を獲得し、世界中で長く読み継がれているのでしょう。

 

 「星の王子さま」は、1943年にアメリカで初版が発行され、日本では1953年に内藤濯(ないとうあろう)氏による翻訳で、岩波少年文庫の一冊として刊行されたのが最初です。内藤濯氏の翻訳によるタイトル「星の王子さま」は名訳として広く使われ、本文はクラシカルながら格調高い翻訳となっています。

 一方新潮文庫版の河原万里子氏の翻訳は、後発の利点を活かし、現代風で読みやすく、親しみやすい翻訳となっています。画像ではわかりにくいですが、表紙のイラストの線、欧文文字が金箔となっており、オシャレで豪華な感じになっています。本文は右開きのたて組で読みやすくなっています。

 

 2005年に日本における著作権の保護期間が満了したことにより、各社よりさまざまな翻訳、装丁による書籍が発売されていますので、読み比べてみるのも面白いでしょう。

 

f:id:arashi_golf:20211023180755j:plain

岩波書店オリジナル版 ハードカバー 内藤濯訳 定価 本体1,000円+税

左開き 横組み

 

f:id:arashi_golf:20211023181348j:plain

岩波文庫版 内藤濯訳 定価 本体520円+税

右開き たて組み