今週のお題「冬のスポーツ」
=フィギュアスケート、羽生結弦選手
羽生結弦とフィギュアスケート論
『羽生結弦は捧げていく』高山 真 著
本書は、2018年2月に開催された平昌オリンピックの男子シングルにおいて、2014年ソチ大会に続き66年ぶりの連覇、金メダルを獲得した羽生結弦選手に感動し、そのプログラムを詳細に解説してあることから購入した書籍になります。
冒頭の用語の詳細な説明から始まり、現地に臨んで著者が見た臨場感のあるシークエンスごとの解説で映像が甦ります。
また羽生結弦選手に多くのページが割かれていますが、注目選手の解説もされており、特に今回北京オリンピックで金メダルを獲得したネイサン・チェン選手、銅メダルを獲得した坂本花織選手についての解説、先見性には驚くべきものがあります。
今回北京オリンピックを経て読み返すことで、新たな発見があるとともに、また多くの語られるべき物語が生まれたことと思います。
書誌情報
タイトル:羽生結弦は捧げていく
著者:高山 真
発行日:2019年2月20日 第1刷発行
発行所:株式会社集英社(集英社新書)
定価:本体860円+税
◆過去記事(2018年)より、ご覧ください。