嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

「ゴジラとエヴァンゲリオン」感想

著者:長山靖生
発行日:2016年7月20日
発行所:新潮社(新潮新書
定価:本体720円+税
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著者紹介
1962年茨城県生まれ。著述家。歯学博士。2010年「日本SF精神史」で日本SF大賞星雲賞を受賞。「日露戦争」「奇異譚とユートピア」など著作多数。

感想
「2016年の夏には、庵野秀明の総監督による「シン・ゴジラ」が公開される予定だ。
エヴァ」の庵野監督が「ゴジラ」を作るのだ。
本書は、これら二つの作品をより深く楽しむための一冊である。」(はじめにより)
とあるように、両作品がどのようにして誕生し、どのような変遷をたどったかをそれぞれ語り、最後に両作品について論じるというわかりやすい構成となっている。
2016年7月29日公開の「シン・ゴジラ」公開にあわせて発行された本書ですが、エヴァンゲリオン次作に向けて読んでみてはいかがでしょうか。

目次より
はじめに ゴジラエヴァは私たちに何をもたらしたのか
第一章 ゴジラ 核と敗戦の怪獣
第二章 増殖する怪獣 スター化するゴジラ
第三章 エヴァンゲリオン ロボット・人造人間・オタクの物語
第四章 再構築されるエヴァ 錬金術・終末論・庵野秀明の作家性
第五章 ゴジラエヴァ その反復と再生
おわりに シンであるほうへ よみがえる怪獣と無在原点
あとがき
主要参考文献

「人生には選択を迫られる時がある。もし「特撮とアニメ、どちらかを選べ」と言われたら、あなたはどう答えますか」(あとがきより)