嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

東京神田駿河台【山の上ホテル】文豪たちの愛したホテル

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東京神田駿河台山の上ホテル】文豪たちの愛したホテル

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御茶ノ水駅から駿河台下へ続く道の途中、明治大学の間の坂道を上がると山の上ホテルがあります。

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坂の上からの風景

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川端康成さん、三島由紀夫さん、池波正太郎さんをはじめ数多くの作家の方々に愛され、定宿としてご利用いただいた山の上ホテル瀟洒なしつらえと、温かく行き届いたサービス。
洗練された味の世界は、今なお、多くの文化人を魅了し続けます。」

「東京の真中にかういう静かな宿があるとは思わなかった。
設備も清潔を極め、サービスもまだ少し素人っぽい処が実にいい。
ねがはくは、ここが有名になりすぎたり、はやりすぎたりしませんやうに」三島由紀夫

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「ホテルのシンボルとも言えるアールデコ様式の建物は、建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の設計による。
この建物は日本初の美術館である東京都美術館を寄付したことで有名な九州の石炭商佐藤慶太郎氏が設立。
「佐藤新興生活館」として完成した。当初は財団法人日本生活協会の管理下に置かれ、西洋の生活様式、マナー等を女性に啓蒙する施設として利用されておりましたが、太平洋戦争中には帝国海軍に徴用、日本の敗戦後には連合国軍最高司令官総司令部GHQ)に接収されて陸軍婦人部隊の宿舎として用いられました。
ホテルとしての開業は1954年(昭和29年)1月20日
GHQの接収解除を機に、山の上ホテル創業者 吉田俊男が同財団から建物を譲り受け、ホテルとしての営業を開始いたしました。
創業時、戦後復興間もない東京には、わずか4~5つのホテルがあるだけで、ホテルと言いましても普通一般の人々にはなじみの薄い、縁遠い存在である時代です。」

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池波正太郎氏も執筆したというロビーのライティングデスク

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椅子に座り、しばし文豪気分に。

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池波正太郎氏が滞在中に描かれた絵

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ライティングデスクの左手にあるバー「ノンノン」
歴史を感じさせる重厚な雰囲気の英国風バーです。
プレミアムスコッチ、バーボン他、多数を取り揃えています。

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歴史を物語るショーケース

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フロントの左手にあるショーケース

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「景観まちづくり重要物件」のプレート
この建造物は、景観上重要と
認められるので、重要物件として指定いたしました。
平成十五年度 千代田区

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入口左手にある山口瞳氏の作品

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入口左手にある広々としたロビー

歴史とともに、落ち着きと温かみを感じさせる、そんなホテルです。
都会の喧騒に疲れた時に是非立ち寄られてはいかがでしょうか。

説明は公式HPより

photo©ara