オープニングテーマ「 Love Me Back」倖田來未
&ロケ地「旧岩崎邸」
現在再放送中の「謎解きはディナーのあとで」ですが、明日最終回を迎えます。
東京の国立市を舞台に、世界的な企業グループの令嬢で、新人刑事の宝生麗子と執事影山が謎を解いていくというユーモアミステリーです。
執事でありながらお嬢様にとんでもない毒舌を吐きながらも、鮮やかに謎を解く影山と天然キャラのお嬢様の掛け合いが楽しい作品です。
ノリのいいOPテーマと過去記事より宝生邸のロケ地である岩崎邸のご紹介です。
宝生邸の外観としてドラマ内に度々登場します。
旧岩崎邸庭園 概要
旧岩崎邸庭園は1896年(明治29年)に岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造てられました。往時は約1万5,000坪の敷地に、20棟もの建物が並んでいました。現在は3分の1の敷地となり、現存するのは 洋館・撞球室・和館の3棟です。木造2階建・地下室付きの洋館は、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計で近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。館内の随所に見事 なジャコビアン様式の装飾が施されていて、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせています。
photo©ara
洋館
ジョサイア・コンドルの設計により、1896年(明治29)年に完成した。17世紀の英国ジャコビアン様式の見事な装飾が随所に見られ、イギリス・ルネサンス様式やイスラーム風のモティーフなどが採り入れられている 洋館南側は列柱の並ぶベランダ(東南アジアの植民地と発達したコロニアル様式を踏襲)で、1階列柱はトスカナ式、2階列柱はイオニア式の特徴を持っている。また、1階のベランダには、英国ミントン製のタイルが目地無く敷き詰められ、2階には貴重な金唐革紙の壁紙が貼られた客室もある。岩崎久彌の留学先である米国・ペンシルヴァニアのカントリーハウスのイメージ も採り入れられた。併置された和館との巧みなバランスは、世界の住宅史においても希有の建築とされている。
往時は、主に年1回の岩崎家の集まりや外国人、賓客を招いてのパーティーなどプライベートな迎賓館として使用された。
往時は、主に年1回の岩崎家の集まりや外国人、賓客を招いてのパーティーなどプライベートな迎賓館として使用された。
所在地
開園時間
午前9時~午後5時
休園日
年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)