嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

天然まんが家 本宮ひろ志 著 感想

天然まんが家
カバー装画:佐々木悟郎
発行年月日:2001年10月31日 第1刷発行
発行所:集英社
定価:本体1,200円+税

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内容紹介・感想
奥付を見て愕然としてしまいました。それほど前とは思っていなかったのですが、発行が2001年でした。
帯にあるように「魂の自画像」自伝です。
男一匹ガキ大将が1968年~、大ぼら一代が1973年~、俺の空が1976年~、サラリーマン金太郎が1994年~

当時「巨人の星」「あしたのジョー」をかかえ、百万部を超える圧倒的独走をしていた少年マガジン
そして少年ジャンプで大人気(人気投票千票中八百票)を誇っていた「ハレンチ学園」。
男一匹ガキ大将は、「打倒少年マガジン」「打倒ハレンチ学園」を掲げ、まんがの勢いそのままに、破竹の勢いで一躍人気漫画に躍り出ます。

著者の破天荒さは作品そのまま、また取り巻く編集者、業界も型破りです。
また本宮氏は才能あるマンガ家はどんどんデビューさせるべきという考え方で氏のアシスタントや関係のあるマンガ家は錚々たる面々である。
特に宮下あきら氏のデビューのエピソードは大変面白いです。

一例をあげると、
高橋よしひろ銀牙」「白い戦士ヤマト」
宮下あきら「私立極道高校」「魁!!男塾
江川達也「BE FREE!」「東京大学物語
金井たつおホールインワン」「花?の高校女子ゴルフ部

また「ヤングジャンプ」等青年雑誌の創刊にも多数関わり、まさに一時代を築いたまんが家といえるでしょう。