そして1928年から本格的にレストランを開業し、西洋料理の草分け的存在として、ミートクロケットやマカロニグラタンなど「ごはんに合う洋食」を代々受け継いで守り続けています。
そして銀座のシンボルとしても、この銀座八丁目で親しまれてきました。
プロジェクターも駆使し、濃密な緑に包まれたような雰囲気を醸し出します。
Moving Plants 渡邊 耕一展
会期:2018年1月13日(土)~3月25日(日)
渡邊は、北海道の風景を撮影する中で「イタドリ」に偶然に出会って以来、この雑草の生態のあり様を具にリサーチし、自身の眼で確かめる旅を続けています。古今東西の植物の文献に当たりながら、現地の植物学者とも連絡を取り合い、これまでイギリス、オランダ、ポーランド、アメリカ合衆国などの藪の中へと分け入ってきました。本展では、渡邊の「Moving Plants」シリーズから18点の写真作品、2点の映像作品を中心に展示します。渡邊がこのプロジェクトを通じて捉えた「イタドリ」の姿は、強い侵略性のある植物でありながらも、自然の有機的な美しさを湛えた底知れぬ生命力を感じさせます。
今回の展示では、大型カメラによる写真作品の他に、世界各地の「イタドリ」が生息する藪に分け入って撮影したドキュメントフィルムや渡邊がリサーチに用いた貴重な資料も展示します。本展は、渡邊が「イタドリ」を追うプロジェクトの全体像を初めて示すとともに、大きく引き伸ばされた「イタドリ」のプリント作品は、人の丈ほど成長した植物がもたらす迫力ある臨場感を展覧会場全体に響かせることでしょう。
プロフィール
渡邊 耕一略歴
渡邊 耕一略歴
(公式HPより)
photo©ara