嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

銀座 資生堂パーラーと資生堂ギャラリー

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資生堂パーラーは、1902年(明治35年)、日本で初めてのソーダ水や、まだめずらしかったアイスクリームの製造と販売をおこなうソーダファウンテンとして誕生しました。
そして1928年から本格的にレストランを開業し、西洋料理の草分け的存在として、ミートクロケットやマカロニグラタンなど「ごはんに合う洋食」を代々受け継いで守り続けています。
そして銀座のシンボルとしても、この銀座八丁目で親しまれてきました。

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「銀座彩光 資生堂ウィンドウアートの軌跡 伊藤隆道」も展示中

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資生堂ギャラリー「Moving Plants 渡邊耕一展」開催中

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資生堂ギャラリーの入り口は、資生堂パーラー サロン・ド・カフェの行列の先にあるため、わたりにくく、入りづらいです。

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奥の一室が撮影可となっています。

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プロジェクターも駆使し、濃密な緑に包まれたような雰囲気を醸し出します。

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Moving Plants 渡邊 耕一展

会期:2018年1月13日(土)~3月25日(日)
資生堂ギャラリーでは、2018年1月13日(土)から3月25日(日)まで、渡邊 耕一の個展「Moving Plants」を開催します。渡邊は、10年以上の歳月をかけ「イタドリ」という雑草の姿を写真に撮り続けています。「スカンポ」とも呼ばれるこの植物は、日本各地に生息し、古来より薬草あるいは食材としても知られています。しかし、約200年前に、当時長崎に滞在したシーボルトによって園芸用のアイテムとして日本からヨーロッパに持ち出されたことをきっかけに、その強い生命力から世界各地に広まり、今日ではその土地の生態系を変えてしまうほど繁殖していることはあまり知られていません。
渡邊は、北海道の風景を撮影する中で「イタドリ」に偶然に出会って以来、この雑草の生態のあり様を具にリサーチし、自身の眼で確かめる旅を続けています。古今東西の植物の文献に当たりながら、現地の植物学者とも連絡を取り合い、これまでイギリス、オランダ、ポーランドアメリカ合衆国などの藪の中へと分け入ってきました。本展では、渡邊の「Moving Plants」シリーズから18点の写真作品、2点の映像作品を中心に展示します。渡邊がこのプロジェクトを通じて捉えた「イタドリ」の姿は、強い侵略性のある植物でありながらも、自然の有機的な美しさを湛えた底知れぬ生命力を感じさせます。
今回の展示では、大型カメラによる写真作品の他に、世界各地の「イタドリ」が生息する藪に分け入って撮影したドキュメントフィルムや渡邊がリサーチに用いた貴重な資料も展示します。本展は、渡邊が「イタドリ」を追うプロジェクトの全体像を初めて示すとともに、大きく引き伸ばされた「イタドリ」のプリント作品は、人の丈ほど成長した植物がもたらす迫力ある臨場感を展覧会場全体に響かせることでしょう。

プロフィール
渡邊 耕一略歴
1967年大阪府生まれ。1990年大阪市立大学文学部心理学専攻卒業。2000年IMI研究所写真コース修了。
植物をテーマに写真作品を作り続ける。その切り口は、風景の中の植物を捉えたものから、植物の背後にある目に見えない様々な歴史やそこから垣間見える人間の移動や関係性などを追って展開している。
2015年に初の写真集『Moving Plants』を出版。2017年、現在のエコロジーを巡る危機の中で人々やモノを動かす存在としての植物をテーマにした同名のグループ展(デンマーク)に参加。

(公式HPより)

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