この敷地の歴史
丸の内一丁ロンドンと言われる周辺の開発と同時期1894年(明治27年)に東京府庁の移転以来、1991年(平成3年)の都庁の新宿移転まで、約一世紀にわたり東京都庁舎が存在し、近・現代東京の行政の中心地であった場所です。
同時にこの場所は、周辺の大手町・丸の内・有楽町を含め現在に至るまで一貫して日本の経済、文化をリードする役割を担ってきた場所といえます。
建設に向けて
1989年に国内外から多数の建築家の参加(50カ国、395件)の下、国際コンペを実施し、最優秀作品にはラファエル・ヴィニオリ氏(アメリカ)の作品が選ばれました。これが現在の東京国際フォーラムの原型となります。
ヴィニオリ氏の設計の高く評価された点は「要求されたプログラムに対し最もバランスのとれた案であり、機能的オーガニゼーションが最も明快であり、敷地のもつ特殊な条件を巧みに生かし、多様なパブリックスペースを提供することによって施設の様々な要求にこたえた非常に完成度の高さ」というものでしたが、現在この建物は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン建物全体は二つ星、ガラス棟は三つ星に指定され、世界中の人が注目する観光スポットとなっています。
東京国際フォーラムの建設地には、JR、営団地下鉄(現東京メトロ)、都営地下鉄や道路など都心の動脈である幹線路が密集し、立地としては最高の場所でしたが、前例のない構造、空調負荷、もたらされる振動と騒音の克服、都心の防災拠点としての機能追求・明快な建造物構成や動線計画が求められ、周辺インフラとの協議、幾重もの議論や調整、厳重な安全管理、最新の設計・工法などが駆使されました。
そして1992年(平成4年)10月の着工から43ヶ月経て、1650億円の事業費をかけ、1996年(平成8年)5月に完成(竣工)、青島幸男知事の時代1997年(平成9年)1月に開館しました。
大型ラグビーボールモニュメント
江戸城の歴史をわかりやすく見て学べる!
2017年東京国際フォーラム開館20周年記念事業の一環として設置されました。
設置時期:2017年3月28日(火)から常設
江戸城の模型
各地にある太田道灌像の写真
壮大な空間の拡がるガラス棟内部
オースティン・マホーンJAPAN TOUR 2018年6月1日~
相田みつを美術館
「言葉と筆をつなぐもの」開催中
2018年3月13日(火)~6月3日(日)
【所在地】
(開館時間07:00~23:30)
【アクセス】
JR線
- 有楽町駅より徒歩1分
- 東京駅より徒歩5分 (京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡
地下鉄
- 有楽町線 : 有楽町駅(B1F地下コンコースにて連絡)
- 日比谷線 : 銀座駅より徒歩5分/日比谷駅より徒歩5分
- 千代田線 : 二重橋前駅より徒歩5分/日比谷駅より徒歩7分
- 丸ノ内線 : 銀座駅より徒歩5分
- 銀座線 : 銀座駅より徒歩7分/京橋駅より徒歩7分
- 三田線 : 日比谷駅より徒歩5分
説明は公式HPより
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