『御代替わり(みよがわり)』
平成から新しい御代へ
我が国の悠久の歴史は、『 古事記こじき 』『 日本書紀にほんしょき 』といった書物からその起源を窺い知ることができます。天皇陛下の御祖先であられる 天照大御神あまてらすおおみかみ は、御孫・ 瓊瓊杵尊ににぎのみこと を高天原より地上にお遣わしになりました。
以来、我が国では、天照大御神の御子孫が代々、天皇として御位をつがれ、日本の国を治められるとともに、天照大御神をお祀りされてきました。そして、大御神から授けられた稲によって稲作を行い繁栄してきたのです。
天皇の御代替りに際しては、様々な儀式が執り行われますが、そこには、この神々の時代の精神が息づいています。儀式そのものは、時とともに変化してきましたが、 大嘗祭だいじょうさい をはじめとする皇位継承の諸儀式は、神代より現代にまで受け継がれてきた我が国の精神の継承の儀式でもあるといえます。
神社本庁発行の冊子とHPより