映画感想『パディントン2』
本日のテレビ東京系「午後のロードショー」は、ホリデースペシャル!と題して「パディントン2」が放送されました。劇場公開時は観ていませんでしたが、パディントンがとてもかわいくて、おもしろい作品でした。
敵役のヒュー・グラント(吹き替えの斎藤工さんもよかったです)はじめ、ジム・ブロードベント(ハリーポッターのスラグホーン先生)などイギリスの名優が脇を固めているのも見どころのひとつ。
また背景となるブラウン家やロンドンの街並み、小道具の細かいところまでが作り込まれていて、クラシカルでありながらカラフルな美術が素晴らしい。
特に冒頭に描かれる「飛び出す絵本」の中に、空想でパディントンとルーシーおばさんが入り込むシークエンスは圧巻。つかみはOKという感じです。
ドールハウスやミニチュアが好きな方なら惹き込まれること請け合いです。
奪われた「飛び出す絵本」を巡る争奪戦の結果やいかに・・・。
映画感想『パディントン』
2作目のおもしろさに、さかのぼって1作目をアマゾン・プライムで鑑賞しました。こちらは敵役として、ニコール・キッドマン(吹き替えは木村佳乃さん)が登場し、憎々しいながらもかっこよく、美しい姿を見せています。大胆な行動力と、さまざまなガジェットを駆使して、トム・クルーズばりのアクションは、お見事というほかありません。
1,2を通して思ったのは、かわいいキャラクター、ロンドンの街を舞台としたチェイスシーンや刑務所からの脱出シーンなど『怪盗グルーのミニオン大脱走』や『ミニオンズ』との共通点が多いということです。怪盗グルーやミニオンズのシリーズも好きな作品なので、そういうところでも惹かれたのかもしれませんね。