嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

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21年後の世界を垣間見ることができたら 「フラッシュフォワード」

FLASHFORWARD
訳者:内田昌之
カバーイラスト:加藤直之
発行年月日:2001年1月31日発行
発行所:早川書房
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内容紹介・感想
もし21年後の未来を自分の目で、2分間だけ垣間見ることができたら・・・

科学者ロイドとテオは、ヨーロッパ素粒子研究所(CERN)にある大型ハドロン衝突型加速器LHC)でヒッグス粒子を発見すべく、大規模な実験を行った。

ところが実験は失敗に終わり、かわりになんと全世界の人々の意識が数分間だけ21年後の未来に飛んでしまったのだ。
もちろん最初は全容がわからず、インターネット等を駆使して、どうやら21年後の未来へ意識が飛んだのではないかということが判明する。

しかし人々の意識が飛んでいる間、交通機関をはじめ、事故が多発し犠牲者が大勢出てしまう。

そして原因を探るうち、どうやら再現ができそうだということになる。そのとき人類の下した決断は”もう一度未来が見たい”だった。

自分が殺される”ビジョン”を見たテオは果たして未来を変えることができるのか?人類の未来はどうなってしまうのか?
ミステリー的謎解きを絡ませながら、やがて壮大な展開が訪れる。

私は多分最後に向かって壮大なストーリーに展開していく作品が好きなんでしょう。本当に面白い作品です。