嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

誰も知らなかったスタジオジブリ 「エンピツ戦記」

エンピツ戦記
誰も知らなかったスタジオジブリ
著者:館野仁美 
構成:平林享子
発行年月日:2015年11月25日 初版発行
発行所:中央公論新社
定価:本体1,400円+税
イメージ 1
内容紹介・感想
「空から舞い降りて翼をたたんだ一羽の水鳥に向かって、宮崎さんはこう言ったのです。
「おまえ、飛び方間違ってるよ」
〈えええーっ!?〉
私は心の中で驚きの声を上げました。本物の鳥に向かって、おまえの飛び方はまちがっているとダメ出しする人なのです、宮崎さんは。
現実の鳥に、自分の理想の飛び方を要求する人なのです。
いろいろなことが腑に落ちた瞬間でした。」(カバー表折り返しより)

スタジオジブリでアニメーターとして働いた著者による27年間の回顧録
「エンピツ戦士はいつも強大な敵に立ち向かうばかりでなく、時として仲間であるはずの味方とやいばを交わすこともありました。
にがく苦しい旅の日々」(はじめにより)
タイトルにもある通り、まさに戦記というにふさわしい戦いの日々が描かれています。
アニメーターを目指す人、宮崎ファン、ジブリ作品の裏側を知りたい人はいうまでもなく、創作に関わる人必見の書といえるでしょう。