嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

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東京都庭園美術館 新館【鹿島茂コレクション フランス絵本の世界】

鹿島茂コレクション フランス絵本の世界】
2018年3月21日~6月12日

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本館から新館への通路

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微妙な曲面を持ったガラス越しのテラスが美しい

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「フランス文学者の鹿島茂氏が30年以上に渡り収集を続け、これまで秘蔵されてきたフランスの子どものための絵本コレクションを初公開します。
 フランスにおいて子どもの本の時代が到来するのは19世紀半ばです。出版社であり編集者、またP.-Jスタールの筆名で作家としても活躍したエッツェルが、ジュール・ヴェルヌを発掘し、『ペロー童話集』(ギュスターヴ・ドレ画、1861年)など歴史に残る児童書を誕生させました。
 世紀末からベル・エポックにかけて、カラーリトグラフの発達とともに、絵本も美しい色の挿絵に彩られ黄金時代を迎えます。端正で繊細な挿絵を描いたブテ・ド・モンヴェル、アール・デコ全盛期に活躍したアンドレ・エレ、漫画やアニメーションの先駆者バンジャマン・ラビエら、フランスの華やかな絵本の時代を築いた人気作家たちの作品は、本展の大きな見どころの一つです。
 1930年代に入ると、フランスの絵本は、今日まで世界中で愛され続けるシリーズを生み出します。ナタリー・パランら、絵本の先進国であるロシアや東欧出身の画家を起用し、着せ替えやぬり絵、教育絵本を出版した「カストール文庫」、1931年の発売直後から人気を博した「ぞうのババール」シリーズなど、誰でも見たことのある絵本の出版当時の味わいを堪能できるのも本展の魅力でしょう。
 本展では、世界的にも貴重なコレクションにより19世紀半ばからアール・デコ時代に至る黄金期のフランス絵本の世界をご紹介します。」

展覧会の見どころ
1.鹿島茂氏が30年に渡り収集した秘蔵のコレクションを初公開!
膨大な数の西洋古書・版画のコレクターとして知られる鹿島氏。絵本コレクションは、氏いわく「時代を画するか否か」の視点で集められたとのこと。
2.フランス絵本にも描かれていた、可愛くないけど可愛い子どもたち!
怒られてすねてしまう女の子、カーテンで汚れを拭いてしまう男の子、いたずらばかりする兄弟・・そんな愛らしい子どもたちがフランス絵本にはたくさん登場します。
3.アール・デコ期に活躍した絵本作家アンドレ・エレ
アンドレ・エレ(1871-1945)は、旧朝香宮邸建設のきっかけとなった1925年のアール・デコ博覧会のおもちゃ部門に玩具を出品するなど、まさにアール・デコ時代に活躍した作家です。館林美術館との巡回展ですが、庭園美術館の会場では、このアンドレ・エレの作品を追加出品いたします。

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撮影可能な一角

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cafe TEIEN
幾重ものガラス越しの緑が美しい

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(パンフレットより)

開催概要

展覧会名:
鹿島茂コレクション フランス絵本の世界
French Picture Books : Collection of Shigeru Kashima
会期:
2018年3月21日(水)-6月12日(火)
会場:
東京都庭園美術館(新館)
※一部の作品が本館にも展示されます
東京都港区白金台5-21-9
ハローダイヤル 03-5777-8600
休館日:
第2・4水曜日(3/28, 4/11, 4/25, 5/9, 5/23)
開館時間:
10:00–18:00 (入館は17:30まで)
*3/23, 3/24, 3/30, 3/31, 4/6, 4/7は20:00まで開館
観覧料:
  当日 前売・団体 一般 大学生(専修・各種専門学校含む) 中学生・高校生 65歳以上
当日900円前売・団体720円
当日720円前売・団体570円
当日450円前売・団体360円
当日450円前売・団体360円


(情報は公式HPより)

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