【再録】木村拓哉さん主演ドラマ『HERO』第二期ロケ地!!(日銀通り側)
日本橋室町 名建築探訪「三井本館」
(2018年3月+8月記事を再編集)
米国ピッツバーグのメロン銀行本店をモデルに、関東大震災の教訓からその2倍の地震にも耐えうるように設計、施工された地上7階地下2階建ての鉄筋コンクリート造り。「壮麗、品位、簡素」をモットーにデザインされた建物は、外壁を囲むコリント式列柱ほか内部のドリス式円柱群、その柱や床に惜しみなく使われた大理石、精緻な天井装飾など圧巻のひと言で、今なおその崇高な佇まいを残す。また竣工当時は世界初となる全館完全空調が導入されるなど、設備面においても最新鋭の技術が駆使された。
平成10年(1998年)国の重要文化財指定
竣工年...昭和4年(1929年)
設計...米国トローブリッジ・アンド・リヴィングストン事務所
所在地...東京都中央区日本橋室町2-1-1
平成10年(1998年)国の重要文化財指定
竣工年...昭和4年(1929年)
設計...米国トローブリッジ・アンド・リヴィングストン事務所
所在地...東京都中央区日本橋室町2-1-1
三井本館とコレド室町
柱頭に華麗な装飾が施されたギリシャ古典建築様式のひとつ、コリント式柱
三井本館(左)と三井タワー(右)
日本橋三井タワー
「残しながら 蘇らせながら 創っていく」
人と街の調和をはかったランドマーク
人と街の調和をはかったランドマーク
日本橋三井タワーは、1929年に竣工した三井本館(1998年重要文化財指定)の歴史・文化を受け継ぎつつ日本橋地区の再開発を両立するというコンセプトのもと建築された都市再生の象徴ともいえる超高層ビルです。伝統と先進性を調和させたハイグレードなオフィスビルであると同時に、地域への開放性も兼ね備えた、人と街の調和をはかった日本橋地区のランドマークとなる建物です。
「コレド室町」の暖簾越しの三井本館