嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

田中一村の世界 図録

孤高・異端の日本画
田中一村の世界
図録
編集・発行:NKH出版
デザイン:川崎正俊
印刷:株式会社マルワ
製本:石津製本所
開催日程:1995年3月8日~1996年3月24日

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ごあいさつ(主催者)より
「絵を描くために生まれ、ひたすら描き続けた六十九年の人生。中央画壇に出ることなく、孤高の生涯を奄美の陋屋で終えた日本画家・田中一村(本名。孝)。NHK日曜美術館」で紹介され、作品集の刊行や展覧会によって、その人生と画業が全国で大きな感動を生んでから、すでに十年が経過しました。(後略)」

感想
日本画で描かれた奄美大島の風景、植物、鳥、そのモチーフや行動はアンリ・ルソーやポール・ゴーギャンを思い起こさせるが、その作品から受ける印象は全く違う。
代表作「アダンの木」でも嵐を予感させるような風景を描きながら、どこか時が止まったような、音のない粛然とした世界が出現するのである。
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