黒潮の画譜再び!!
奄美の森に抱かれて
2018年7月29日(日)
Eテレ 午前9時~午前9時45分
明治41年に生まれた田中一村は、彫刻家だった父親の手ほどきで絵を学び、8歳のころから神童と呼ばれた。優秀な成績で東京美術学校に入学するが、病気や教育方針の違いから辞め、自分独自の世界を切り開いていった。特に旅で九州を訪れ、南国の自然に魅せられ、それが奄美大島に渡るきっかけとなった。
奄美では木々や生き物すべてに神が宿るという信仰があり、彼の画風は森に抱かれるような心象風景にまで昇華していった。
画像は過去の展覧会図録より