嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

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タイタニックを引き揚げろ クライブ・カッスラー 感想

タイタニックを引き揚げろ
訳者:中山喜之
発行日:昭和56年1月20日 発行
平成7年6月20日 25刷
発行所:新潮社(新潮文庫
定価:699円

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内容紹介・感想
「4000メートルの海底に眠る超豪華客船「タイタニック号」の船倉内に、敵国のミサイル攻撃を瞬時にして叩き潰す防衛網の完成に不可欠な、元素ビザニウムの鉱石があることを嗅ぎつけたダーク・ピットは、46000トンの巨船引き上げを決意した。
続出する事故と殺人、大ハリケーンの襲来・・・。斬新な着想とSF的要素、男のロマンと冷厳な東西関係が噛みあった大型海洋冒険小説。」
(カバー裏より)

クライブ・カッスラーを一躍世界的な作家に押し上げた大ヒット作品。
私もダーク・ピットシリーズはほとんど読んでいますが、おそらく一番最初に読んだ作品。
タイタニックに興味があり読んだところ、手に汗握る冒険小説だったという、いい意味で予想を裏切る作品でした。

執筆当時から比べると、タイタニック研究も進み、事実と異なる点もありますが、ダーク・ピット、アル・ジョルディーノ、サンデッカー提督、ルディ・ガン等キャラクターも魅力的で冒険小説の傑作といえるでしょう。