嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

冒険小説「ホワイトカーゴ」スチュアート・ウッズ

ホワイト・カーゴ
著者:スチュアート・ウッズ
装画:影山徹
デザイン:坂田政則
White Cargo
Stuart Woods
発行日:1992年10月25日 初版
発行所:文藝春秋
(原書発行:1988年)

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何が待ちうける 南太平洋豪華クルーズ
「警察署長」「湖底の家」…そしてこんどは
海洋航空大冒険小説(帯より)

スチュアート・ウッズというと3代にわたる警察署長による未解決事件の謎解きを描いた「警察署長」、サスペンス・ホラー「湖底の家」とジャンルの違う、とても面白い作品があるわけですが、本作は帯にあるように海洋航空冒険小説です。

南米コロンビアには三つの色がある
緑の火=エメラルドの緑
茶色の黄金=コーヒーの茶
白い悪魔=コカインの白
ときにその白は「白い肉体」をさすこともある(帯裏より)

世界一周のため、南カリブ海をヨットでクルーズする三人家族。
「キャット・ワン」プリンターの開発で財をなした実業家ウェンデル・キャトリッジ(キャット)、妻のケイティ、娘のジンクス。
パナマ運河を目指す途中、発電機の修理と昼食をとるため、コロンビアへ寄港する。しかしそこで出会ったデニーという若者を乗船させたことから三人の運命は一変してしまう・・・。
南米コロンビアを舞台に、麻薬密売組織を相手に単身挑むキャットの波乱万丈の物語です。