嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

「深夜プラス1」ギャビン・ライアル

深夜プラス1
MIDNIGHT PLUS ONE
訳者:菊池光
発行日:昭和51(1976)年4月30日発行
(原書発行:1965年)

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内容紹介・感想
「ルイス・ケインの引き受けた仕事は単純なものだった。マガンハルトという男を車で定刻までにリヒテンシュタインへ送り届ける。問題はひとつだけー妨害があるのだ。フランス警察が男を追っているし、彼が生きたまま目的地へ着くのを喜ばない連中もいて、ヨーロッパで指折りのガンマンを差し向けてきた! だがケインも腕ききだ。執拗な攻撃をかいくぐり、彼らを乗せた黒いシトロエンDSは闇の中を疾駆する!
熱気をはらんで展開する非情な男の世界を描いて、英国推理作家協会賞を受賞した冒険アクションの名作!」
(カバー裏より)

「今、『深夜プラス1』の五回目を読みおわって、ふかいため息をついたところである。すぐれたエンターテインメントには、その作品をそうならしめているさまざまな条件があるが、その一つは、再読、いや再々読に耐えるということであろう。~後略」
(あとがき「エンターテインメント・プラス1」田中光二より)

レジスタンスの主人公ルイス・ケインが愛用するモーゼル銃、マガンハルトの護送に使用される黒いシトロエンDS等、銃器、車へのこだわり、そして何より登場人物たちの”生きるための信条”へのこだわりが、いぶし銀の輝きを放つ冒険アクションミステリの古典的名作です。

翻訳はハードボイルド、冒険小説を多数翻訳している菊池光(みつ)氏
です。名作の多い長寿シリーズ、ディック・フランシスの競馬シリーズやロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズも翻訳しています。