嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

海峡の光 辻仁成


1996年下期 第116回 芥川賞受賞
海峡の光
著者:辻仁成
装画:若月公平
発行日:1997年2月10日
発行所:新潮社

イメージ 1

内容紹介
「廃航せまる青函連絡船の客室係を辞め、函館で刑務所看守の職を得た私の前に、あいつは現れた。少年の日、優等生の仮面の下で、残酷に私を苦しめ続けたあいつが。傷害罪で銀行員の将来を棒にふった受刑者となって。そして今、監視する私と監視されるあいつは、船舶訓練の実習に出るところだ。光を食べて黒々とうねる、生命体のような海へ……。海峡に揺らめく人生の暗流。芥川賞受賞。」
(新潮社HPより)

著者紹介
1959(昭和34)年、東京生れ。福岡・帯広・函館など各地で育つ。1979年、ロックバンド・エコーズを結成。1989(平成元)年、処女小説『ピアニシモ』ですばる文学賞、1997年『海峡の光』で芥川賞、1999年『白仏』フランス語版で同国のフェミナ賞を受賞。著書に『ミラクル』『嫉妬の香り』『冷静と情熱のあいだ Blu』『太陽待ち』『アカシア』『右岸』『クロエとエンゾー』など多数。映画監督としても活躍中。
(新潮社HPより)