嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

ミステリー「レッドドラゴン」トマス・ハリス

発行日:
上巻:1989年10月15日 発行
下巻:1989年10月15日 発行
原書:1981年

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上巻カバー:帯が微妙にミスディレクションになっています。

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下巻:”全米が泣いた”的なキャッチコピーになっています。

「満月の夜に連続して起きた一家惨殺事件は、全米を恐怖の底に叩き込んだ。10人が残酷な方法で殺されたうえ、犯行現場では不気味な死の儀式が行われていたのだ。
かつて異常殺人の捜査で目ざましい業績をあげた元FBI捜査官グレアムは、次の満月までに犯人を捕まえるべく捜査を開始。だが新聞の報道でグレアムの存在を知った犯人が彼をつけ狙い始めた! 殺人鬼と捜査官の人知を尽くした対決を描く傑作サイコ・サスペンス」
(上巻カバー裏より)

著者トマス・ハリスは1940年、アメリカ生まれ。
非常に寡作ながら、発表された作品がすべてクオリティの高い大ヒット作となっています。
1999年 ハンニバル

本作の魅力の一つは、過去に「人食いハンニバル」、レクター博士を捕まえた、異常犯罪捜査の専門家であり、かつてFBI特別捜査官クロフォードのもとで捜査をおこなっていた、ウィル・グレアムでしょう。

彼は証拠の乏しい事件で、犯人の心の中を推測し、時に同化しながら、豊富な知識に基づく鋭い勘とひらめきで、犯人に迫っていきます。

過去を語る場面で、ふとしたことからレクター博士にたどり着き、博士の書斎でレクター博士と対峙した場面が描かれます。