嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

短篇小説の名手たち「サキ短篇集」

a collection of short stories
サキ短編集
著者:サキ
訳者:中村能三(よしみ)
発行:昭和33(1958)年2月15日 発行
発行所:新潮社(新潮文庫
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著者紹介:
イギリスの作家。本名ヘクター・ヒュー・マンロー。「モーニング・ポスト」の海外特派員を務め、1904年に短篇集「レジノルド」を刊行。他に「獣と超獣」等の短篇集があり、欧米ではO・ヘンリと並ぶ短篇の名手と評されている。第一次大戦で戦死。(カバー折り返しより)

内容紹介:
本書は1958年の刊行にあたり、訳者の中村能三氏がサキの135篇に及ぶ短篇のうちから21篇を選んだものである。(訳者解説より)

収録作品:
二十日鼠
平和的玩具
肥った牡牛
狼少年
話上手
七番目の若鶏
運命
開いた窓
宵闇
ビザンチン風オムレツ
休養
マルメロの木
新米家
十三人目
家庭
セルノグラツの狼
おせっかい
ある殺人犯の告白
ラブロシュカの霊魂
七つのクリイム壺
盲点

ビルマで生まれ、幼時に母と死別して故国イギリスの厳格な伯母の手で育てられたサキ。豊かな海外旅行の経験をもとにして、ユーモアとウィットの糖衣のの下に、人の心を凍らせるような冷たい諷刺を隠した彼の作品は、ブラックユーモアと呼ぶにふさわしい後味を残して、読者の心に焼きつく。「開いた窓」をはじめとする、笑いと幻想と残酷さにみちた代表的短編21編を収める。」
(カバー裏より)