嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

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漂流記「たった一人の生還」佐野三治

たった一人の生還
「たか号」漂流 二十七日間の闘い
著者:佐野三治(さのみはる)
発行日:平成7(1995)年7月1日発行
発行所:新潮社

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漂流記はフィクション、ノンフィクションを問わず昔からよく読んでいます。
ダニエル・デフォーロビンソン・クルーソー」、ジュール・ヴェルヌ十五少年漂流記」、ウィリアム・ゴールディングの「蠅の王」等々、また日本では吉村昭氏の傑作「漂流」をはじめとした諸作品があります。
吉村昭氏は本書のあとがきも書かれています。

本書は1991年の年末、グアムに向かうヨットレースに参加し、転覆事故に遭遇、27日間を生き抜いた著者の壮絶で詳細な記録です。

「それは一瞬の出来事だった。巨大な崩れ波、「たか号」の転覆、そして船長の死。残された6名は救命ボートに乗り移り、あてどない漂流が始まる。こうして栄えある国際外洋ヨットレースは一転、直面する死との壮絶な闘いが幕を開けた・・・・・・。極限状況の27日間を必死に生き抜き、ただ一人生きて還った者として、あの海に今も眠る仲間たちのために、すべてを書き綴った海と死と生命の記録。」
(カバー裏より)