嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

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明治以後の大津波の証言と記録『三陸海岸大津波』吉村昭著

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 本日、東日本大震災から10年を迎えました。あらためて犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。

 

 本書は記録文学や歴史文学で有名な吉村昭氏(1927~2006)による明治以後に三陸海岸を襲った大津波の貴重な証言を基にした記録文学です。

 実際に現地を何度も訪れて集めた証言に基づく記述は、多くの示唆に富んでおり、後世に読み継がれるべき作品といえます。

 

内容は大きく三つの章にわかれています。

一 明治二十九年の津波

二 昭和八年の津波

三 チリ地震津波

 

原題「海の壁ー三陸沿岸大津波」1970年(昭和45年)7月 中央公論社刊

「三陸海岸大津波」1984年(昭和59年)8月 中公文庫刊

 

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タイトル:三陸海岸大津波
著者:吉村昭

発行年月日:2004年3月10日 第1刷

      2011年4月  1日 第8刷

発行所:株式会社文藝春秋