嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

SF名画原作「アンドロメダ病原体」マイクル・クライトン

Michael Crichton
THE ANDOROMEDA STRAIN
訳者:浅倉久志
カバー:ユニバーサル映画/CIC配給「アンドロメダ・・・・・・」より
発行日:昭和51(1976)年10月15日 初版発行
原書発行:1969年
発行所:早川書房(ハヤカワ文庫SF)
定価:400円

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人工衛星のカプセルは、アリゾナ州ピードモント北20キロの地点に着地した。そして人口48の田舎町ピードモンドは壊滅した。

カプセル回収班が目にしたものは、ハゲタカの群れと住民たちの死体。やがて報告中の回収班の声も、ぷっつりと途絶えた。

ただちに発動されるワイルド・ファイア作戦ー地球外病原菌の侵入に対し、最高の頭脳とコンピュータ群が投入されたのだ!

本書は、最先端の科学的知識を駆使しつつ、あくまでもリアルな恐怖を描ききる恐怖小説であると同時にプロジェクト・チーム、コンピュータ等、現代ビジネスのあり方にも重大な示唆を与える価値ある書である。
(カバー裏より)

大ベストセラー作家であり、「ジュラシック・パーク」はじめ数多くの映画化作品でも知られる著者の初期のベストセラー作品です。
執筆時の最新のテクノロジーや社会状況、出来事を巧みに取り入れてSF、サスペンスに仕立てる手法、そしてベストセラー、映画化という流れの先駆けといってよいでしょう。
当時本書の出版社はアポロ11号打ち上げの直前に発売日を設定したそうです。

「本書はアメリカ最大の科学的危機の一つを、五日間の記録としてまとめたものである」という実録風の書き出しと地図や図表、二進法を使った暗号、化学分析結果等を織り交ぜてリアリティー、緊迫感を高めています。

映画
アンドロメダ・・・・・・
公開:1971年
キャスト:
ジェレミー・ストーン博士/アーサー・ヒル
チャールズ・ダットン博士/デヴィッド・ウェイン