嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

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寄生獣の作者岩明均氏による歴史絵巻新刊『ヒストリエ』11巻

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寄生獣の作者岩明均氏による歴史絵巻新刊
ヒストリエ』11巻

名作コミック寄生獣の作者、岩明均氏による歴史絵巻の新刊。
前巻10巻の発売日を見たら2017年3月23日でしたので、実に2年4か月ぶりの新刊でした。

本作は渋江内膳や疋田文五郎といった歴史上主役としてスポットライトを浴びたわけではない人物を取り上げて物語を紡ぐ天才、岩明均氏が古代ヨーロッパを舞台に描く壮大な歴史絵巻。

本巻ではマケドニア王国ペラの街角で、新聞記者が道行く人に「心」のある場所はどこかを尋ねていくところから始まります。
脳と答える人、心臓と答える人・・・。そしてエウメネスとの問答を経て新聞記者はアレクサンドロス王太子と思しき後ろ姿に声をかけるが、その人物こそ顔に特徴的な傷を持つ本作の主要人物パウサニアスだった・・・。

特異なキャラクター、歴史に翻弄される人々、突発的な暴力、表紙にも描かれる獅子の表情の意味するところとは・・・。
本巻も見どころが多くとにかく面白い。次巻がいつになるのかが、気になるところです。

内容紹介

エウメネスは恋人・エウリュディケがフィリッポス王の第7王妃となること、自身が「王の左腕」に選ばれたことを知り、引退を決意する。その頃、どこか王子アレクサンドロスに似た男・パウサニアスが不穏な空気を漂わせていた。パウサニアスの過去には何が? そして彼はエウメネスとどこで交差する?

製品情報

品名:ヒストリエ(11)
著者:岩明 均
発売:2019年07月23日
定価 : 本体648円(税別)
サイズ:B6
頁数:224ページ
シリーズ:アフタヌーンKC
初出「アフタヌーン
   2017年6月号、8月号、10月号、12月号、
   2018年2月号、4月号、6月号、8月号、10月号、12月号