『ヒストリエ』11巻
前巻10巻の発売日を見たら2017年3月23日でしたので、実に2年4か月ぶりの新刊でした。
本巻ではマケドニア王国ペラの街角で、新聞記者が道行く人に「心」のある場所はどこかを尋ねていくところから始まります。
脳と答える人、心臓と答える人・・・。そしてエウメネスとの問答を経て新聞記者はアレクサンドロス王太子と思しき後ろ姿に声をかけるが、その人物こそ顔に特徴的な傷を持つ本作の主要人物パウサニアスだった・・・。
特異なキャラクター、歴史に翻弄される人々、突発的な暴力、表紙にも描かれる獅子の表情の意味するところとは・・・。
本巻も見どころが多くとにかく面白い。次巻がいつになるのかが、気になるところです。
内容紹介
製品情報
品名:ヒストリエ(11)
著者:岩明 均
発売:2019年07月23日
定価 : 本体648円(税別)
サイズ:B6
頁数:224ページ
シリーズ:アフタヌーンKC
初出「アフタヌーン」
2017年6月号、8月号、10月号、12月号、
2018年2月号、4月号、6月号、8月号、10月号、12月号