ドラマ再放送決定!!学園クラシック・コメディーの傑作
『のだめカンタービレ』
二ノ宮知子著
「のだめカンタービレ」は二ノ宮知子さんによる学園クラシック・コメディー漫画です。講談社の雑誌「Kiss」に2001年~2010年まで連載されました。
漫画人気の高まりとともに、2006年にフジテレビ系の月9枠でドラマ化され、その後スペシャルドラマや映画化、アニメ化されるなど一世を風靡しました。
この度9月9日より6年ぶりに地上波で再放送されるとのことです。上野樹里さん演じるのだめと玉木宏さん演じる千秋の掛け合いが再び見られると思うと楽しみです。
桃ケ丘音楽大学に通う千秋真一は有名ピアニストを父に持つ優秀な学生。指揮者を目指しているが、ピアノの練習のためピアノ科に在籍している。
千秋は幼少期に父と渡ったヨーロッパで指揮者のヴィエラ先生と出会い、いつかヨーロッパへ渡って指揮者になることを夢見ている。しかし飛行機で胴体着陸を経験したことと、海で溺れかけた経験から海外へ行くことが出来ない。大学のカリスマ教師、江藤先生と喧嘩別れ、元カノにも見放され自宅マンションの前で酔いつぶれた千秋は、目覚めたときにゴミ屋敷の中で美しいピアノを奏でるのだめと出会うのであった・・・
オレさまで几帳面なキャラの千秋と天然で大雑把なのだめの対比が面白い。一巻ではその出会いから連弾レッスンまでの導入が秀逸。
コミックスをあらためて読み返してみると、のだめと千秋の声が完全に上野樹里さんと玉木宏さんの声で再生されます。
コミックス、ドラマともに傑作といえるでしょう。
書名:のだめカンタービレ
著者:二ノ宮知子
発行日:2002年1月11日 第1刷発行
発行所:株式会社講談社
定価:390円(税別)(発売時)