STAY HOMEにこの一冊
『366日 絵の中の部屋をめぐる旅』
海野弘 解説・監修
ようこそ、
画家たちが描いた部屋へー。(本書帯より)
緊急事態宣言も延長となり、STAY HOMEが続く中、絵の中の部屋をめぐる旅に出てみてはいかがでしょうか。
西洋絵画では一つのジャンルといってもいい室内画を集めて、1月1日から、1日1ページに1枚、室内画をあしらったオールカラーの書籍です。もちろん1日ごとにじっくり読み進めてもよいし、私もそうですが、ランダムに気になった絵を見てもよいと思います。フェルメールやマネ、ドガ、ルノアールなどの人気の高い巨匠から、昨今展覧会も開かれ、その静謐な空間描写が魅力的なハマスホイなど、さまざまな画家の作品が収められています。
個人的には以前から好きだった親密派、ナビ派のボナールやヴュイヤールが多くとりあげられているのが嬉しいところです。
この366日のシリーズでは、本書に先んじて発売された「風景画をめぐる旅」、「物語のある絵画」というシリーズ作品があります。
Format:B5判変型
Size:228×175mm
Pages:416Pages(Full Color)
Binding:ソフトカバー
発行元 :PIE International
ISBN:978-4-7562-5512-9 C0071
解説・監修:海野弘