今週のお題「復活してほしいもの」
⇒復活したもの
無敵の殺し屋引退伝説、第二部始動!!
『ザ・ファブル ザ・セカンドコンタクト』
伝説の殺し屋ファブルとして恐れられる外見はさして特徴の無い、おとなしそうな一人の男。ある日ボスから「東京を離れ、大阪で佐藤アキラとして一年間誰も殺さずに平和に過ごせ」との命を受ける。妹(という設定)のヨウコとともに、大阪での隠遁生活に入ったアキラだったが、否応なく、様々な事件に巻き込まれていく。(第一部全22巻)
(以下、第一部の若干のネタバレあります)
そして約2年の沈黙を経て、おなじみのメンバーが帰ってきた。第一部終盤の舞台となった倉庫で生活するアザミ、ユーカリなどのメンバー。作品世界の中にも新型コロナウイルスの影響が影を落としており、なかなか他府県に移動できないのだ。そしてデザイン事務所オクトパスの仕事をテレワークで行っているらしい。
アキラとミサキは新婚生活をはじめ、アッくん、ミーたんと呼び合っている。
チンピラの小競り合いから対立する真黒組(マグログミ)と紅白組(クジラグミ)。
第一部の難敵、宇津帆(ウツボ)ほどの禍々しさは感じないものの、腹に一物ある紅白組の頭、松代。
過去に向き合おうとするアキラの姿は、記憶喪失から回復したジェイソン・ボーンを思い起こさせる。
2巻を費やし、平凡な日常と、静かに激化する組同士の抗争、伏線が描かれる。そしていよいよ2巻終盤で動き出す物語。暗闇から姿を現すアキラの姿は鳥肌ものである。
To be continued...
▼書誌情報
製品名 ザ・ファブル The second contact(1)
著者名 著:南 勝久
発売日 2021年11月05日
価格 定価:726円(本体660円)
ISBN 978-4-06-525838-5
判型 B6
ページ数 192ページ
シリーズ ヤンマガKCスペシャル
初出 『ヤングマガジン』2021年第34号~第41号
製品名 ザ・ファブル The second contact(2)
著者名 著:南 勝久
発売日 2022年02月04日
価格 定価:726円(本体660円)
ISBN 978-4-06-526825-4
判型 B6
ページ数 192ページ
シリーズ ヤンマガKCスペシャル
初出 『ヤングマガジン』2021年第42号~第51号
▼参考HP